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『高台家の人々』   [映画]




「今日は何がトップかな」
7時のニュース直前に、お互いの案を出す。
ニュースに登場する順を3つ、当てっこして、妻と遊ぶ。

しかし嘱託殺人に、相撲の場外場所で、うんざり。
暫くつまらないニュースが続くのだろう。
だから、ニュース当ても、休場だ。




『高台家の人々』
高台家の人々.jpg

■作品データ
 制作年/2016
 制作国/日本
 内容時間/115分
 ジャンル/コメディ
解説 口下手で不器用で、“妄想”大好きOLの前に現われたのは、人の心が読めるイケメンのエリート男子だった。綾瀬はるかと斎藤工が共演したロマンティックラブコメディ。妄想が趣味の口下手で不器用な木絵が勤める会社に、名家“高台家”の長男・光正が転勤してくる。イギリス人の血を引くクオーターで東大卒、さらにはオックスフォードにも留学経験のある長身イケメンの光正。そんな彼と木絵に接点があるとは思えなかったが、木絵が落としたコピーを光正が拾ったことから2人は顔を合わせるようになる。ある日、光正が木絵をいきなり食事に誘ったことをきっかけに、2人の距離は近くなり……。


以前、妻に聞いた。
どうしてオレと結婚したの?
勢いかな、二十歳を過ぎたばっかりだったし。

そういう会話をふと思いだした。
相手が成長する前に、一気に浴びせ倒すのが勝利を呼ぶ。
まあ、妻との結婚は、我が人生の七不思議の、ひとつだな。


人のココロが読めるなんて、ある意味怖いことだと思う。
だが、そういう思い詰めた映画ではなく、脳天気で良い。
イライラを忘れる娯楽映画を、WOWOWで見た。

綾瀬さんは、コメディエンヌなんですね (あるいるさん)。
漫画の中を単純に泳ぐ姿は、似合っていた。
このひとの、大きすぎる黒目が、きっとボロボロの犬と同じく、哀愁を誘う。

妻に大受けだった箇所は、
落ち込んだ時、子どもの頃にキレイなフォームと誉められた平泳ぎを、さらに磨く!
そんな、しょうもない決意をする単純さと、大妄想が笑えた。

いまの世を生きるのに大事なのは、「脳天気」ではないかなと、真面目に考えている。




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「手に負え無い時に お使い下さい。」
食べに行ったジンギスカンの店で、こういう貼り紙が安心できる。
こんなことで安心できる、脳天気がいいな。

師走が近づいているのに、暗いニュースばっかりはイヤだもんな。
・・・しかし、半ズボンで札幌中央郵便局まで、自転車で行くオレ。
十分に脳天気かも知れない。




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