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少女は跳ぶことが出来る   [子育て]





幻想の死は 究極の悲しみ (A・ケストラー)




休日の少女は雪道を、お稽古事に向かう。
大人たちには見えない物が見え、さらに話すことも出来る。
そんな時、立ち止まって少女は、世界に居る。


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教師はいつでも傍線を引いて、それは何故かと問いたがる。
少女よ、決してその問いに答えてはならぬ。
ひとたび答えてしまえば、もう、答え合わせの世界に引きずり込まれる。
正解を押しつけられてしまう、ということだ。

薄汚れた教師に、出会うことがありませんように。
見えない世界が見えたり、聞こえたり。
そんな不思議な純情を、真っ直ぐに持ち続けて下さい。
少しでも長く、そんな自分でいてください。






ファイト!






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少女よ大志を抱け   [子育て]




休日の少女は、雪道を真っ直ぐに進む。
素直に言うことを聞き、指示に従い、チームのために練習をする。
大きな声を、きっと練習中は出すのだろう。


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せっかくの休日を、朝から、練習に行く。
練習に励み、雪融けの頃、またリーグ戦が始まる。
出場機会があるのか、それは分からない。

それでも、こうして練習に通う姿が、真面目である。
勤勉と言い、おそらく、立派な大人へと成長していくのだろう。
どうか、この子をねじ曲げることがないように、真っ直ぐに。

大人たちが、こういう子どもを裏切ることがないように。
オレも、清掃活動をするかな。

やっと、家庭内別居が終了し、絶好調である。
カゼではなく、単なる鼻炎で終了した。




ファイト!






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三女はモルモット   [@まみむ]




三女が日曜に初マラソンを走り、完走した。
授業の実験と計測、研究の一環で、第37回つくばマラソンを走った。
自分でモルモットを演じて、あちこち痛くなっているらしい。


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自分をモルモットに「最大酸素摂取量」や「最高心拍数」のデータを取り、趣味のように血液を抜いて分析していたらしい。「走の経済性」と言う指標を出していたらしく、初マラソンの予想タイムまで出していたと聞く。



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(三女のメール) ちなみに、マラソン予想タイムは4時間06分だそうです。ただ、今は膝などが痛いので走りきるのを目標で頑張ります。   2017-11-20 10:39




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4時間07分15秒 (実際の娘のタイム)
4時間06分  (研究室での事前予想タイム)
こういうのを見ると、科学って、勝負に関係するんだなと思った。

三女の初マラソン完走タイムが、速いか遅いかは分からない。
でも、1週間前に実験室のデータで予測したタイムと、誤差1分。
偶然にしても、ギョッと驚いたのでした。

また、ヤク中のように、三女の腕は注射針の痣だらけ。
これもどうかと思い、もう走らないという三女を支持した。
まず、驚いている、非科学的存在のオレ、おっさん、暑がり。




ファイト!






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三女が初マラソン   [@まみむ]




大学院生にもなって、三女が体育の授業で初マラソンを走った。
ずっと、今年の2月までは、水泳選手として泳ぎまくっていたのだが。
なぜにマラソンよ・・・、しかし、単位のためなら仕方がない。


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「大雪原のちいさな家」?


先週のスカイプで、三女は膝が痛いと言っていた。
・・・選手じゃないんだから、足の、手を抜いて走れ。
・・・流しゃいいんだよ、健康第一。




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丸める


第37回つくばマラソン
何気なく 名前を入れてタイムを見ると
4時間07分15秒  よくわからないタイムだった




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投げる


妻が言う
すごいじゃん 初めて走ったんだよ
と言われても よく分からないタイムだ




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飛びつく


公式ページで見ると 5㎞ごとのラップが出ていた。
28分で刻んでいたが 35㎞が33分だった。
授業の成果なのか不明だが 疲れたと思う。

ずっと水泳選手だった三女、陸では苦しかったかな。
昨日のスカイプで三女は、もう走らないと思うけど、と言っていた。
パパはマラソンなんて走らない。

オレ、短距離が得意、1mダッシュとかなら、やるぜ。




ファイト!







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ねぇ清宮クン こっちむいて   [TV]





ちょっとね、ママと距離を置こうかって話したんだ。
で、一昨日から、夜は2階と下に別々で過ごしてる。
オレ、鼻水とクシャミが時々襲って、カゼだと嫌だからね。
うつさないための、苦肉の策という予防だよ。




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昨日は朝から、全国ニュースで大倉山ジャンプ競技場が放送されてた。
清宮クンの日ハム入団発表さ。
一昨日の夕方のニュースから、道内では清宮クンだった。


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ねぇー ムーミン こっち向いて
何だか愛嬌のある少年だ。
プーさんとかムーミンとか、そういうキャラめいた味が良い。
親しみが持てる肉屋さんの、わんぱく小僧みたいで好き。

おまえ、コロッケばっかり喰ってんなよ、って声かけたくなる肉屋の子。
そんな感じがして、親近感が持てる。
絶対悪いことが出来ない子、コメントも可愛いし。
ウニが好きとか言ってたけど、たくさん牛乳飲んで、羊を喰って、大きくなろう。



ファイト!






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『雲のむこう、約束の場所』   [映画]





良き夫が 良き妻を作る (J・フローリオ)




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HM
ホットケーキミックスのことをそう記すらしい。
「マツコの知らない部屋」を倍速で見て、知った。
紹介されたHMは、バターを載せただけで甘~く感じる美味さだった。

そしてTVの真似をして、妻が豚まんを作ってくれた。
あはぁー おいしい Yam!
ただ 製作工程は非常に難しく 今回限りかも知れない。





『雲のむこう、約束の場所』
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■作品データ
 制作年/2004
 制作国/日本
 内容時間/91分
 ジャンル/アニメーション

解説 「君の名は。」の新海誠監督が、初めて手掛けた長編作品。南北に分断された架空の戦後の日本を舞台に、謎の病に冒されたヒロインを救うため奮闘する2人の少年の姿を描く。◆戦後、津軽海峡を境に分断されたもう一つの日本。“ユニオン”が占領する北海道に、雲にまで達する目的不明の奇妙な塔が建設され、本州以南を統治する米国との間に軍事的緊張をもたらしていた。そんな中、青森で暮らす中学生、ヒロキとタクヤは、塔まで飛ぼうと自力で飛行機を作り始め、2人はひそかに憧れていた同級生のサユリに飛行機で塔まで連れていくと約束する。しかし、中学3年生の夏、突然サユリが東京に転校し…。


もう新海誠も、いいかな。
妻が漏らした言葉だった。
たしかに、ピークに向けた進化途上の作品だった。

『君の名は。』の後に見る物ではないかな。
そこそこ面白いけれど、純なんだな新海誠は、そう思った。
思春期の果たせなかった恋を、抱きかかえていける人だ。

自分もそういうのが得意だけど、ある意味で、妄想でしかない。
追憶と妄想は紙一重で、新海クンは、クリエイターなのかな。
晴れた空の透き通った思い出が、さて、自分には幾つあるだろうか。





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2012年11月11日(日) あの日のそら

絶対恩師が亡くなって1週間あの日、そらを見上げた。
最近の鬱陶しいニュースから離れて映画や小説の世界に居る。
新海誠を見過ぎたのか、あの日の青い空を無性に恋しく思った。

記憶は過去にしかないのだけど、楽しい思い出を探す。
お天気も、どうも変テコリンだし。




ファイト!





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パエリア   [味]





正しく生きるのは 言うほど簡単ではない
人生は思い通りに行かず
運命に振り回されるものだ
     (映画『レジェンド 狂気の美学』より)




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連日の猫の目お天気 気温の乱高下
風邪を引かないようにだけは注意したいものだ。
だって、時間を無駄にしないでって、言われてるんだもん。




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昨日、早実・清宮幸太郎内野手(18)が新千歳空港に到着した。
それだけで夕方の大ニュースになった。
新入団発表会見に参加するためだが、大騒ぎに便乗して、喜ぶ道民。




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ホットプレートでパエリアを作ったが、実に、実に美味い。
ただ、「買った赤エビがない事件」で、調理開始が遅れてしまった。
冷蔵庫内、家庭内捜索をしたが見つからず、ダメ元でスーパーに行く。

なけりゃまた買うさと、妻が行くと、忘れ物として確保されていた。
全ての責任は、この私にある、という自責の念にさいなまれている。
日々の暮らしの中で発見する物忘れ、数を抑制したい。

まあ、気を取り直してパエリア、喰った、美味い。
ただ、ホットプレートで作ると、どうしても焦げが広いぞ。
そこん所の改良ができたら、ベストであるが、思案。




ファイト!






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『秒速5センチメートル』   [映画]






昨日は朝から、快晴・曇天・小雨を行ったり来たり。
プラスの8℃は春を感じる心地だった。
そんな日和の中、昼食は4日連続のスパゲティー・ナポリタンだった。




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春の訪れを感じた。
それでも今夜からまた冬型の気圧配置で、地面も凍るのだろうか。
物干し竿も格納し、あっ!、まだ2階のベランダ、格納していない。





『秒速5センチメートル』
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■作品データ
 制作年/2007
 制作国/日本
 内容時間/63分
 ジャンル/アニメーション
解説 「君の名は。」の新海誠が監督。桜の花びらが落ちる速度=秒速5センチメートル。互いに惹かれながらも小学校卒業後、離れ離れになった少年と少女が大人になるまでを紡ぐ。◆第一話「桜花抄」東京の小学校に通うタカキとアカリだが、アカリの引っ越しにより離れ離れになる。中学校に進学したタカキは、大雪の日、電車を乗り継ぎ、アカリに会いに行き…。第二話「コスモナウト」種子島の高校生、カナエは、中学時代の編入生のタカキに想いを伝えられずにいた。第三話「秒速5センチメートル」東京で社会人になったタカキは仕事に追われる毎日。ある日、彼は忘れかけていた以前の自分をふと思い出す。


WOWOW で録画、妻と見た。
3本の連作アニメーションだが、どうでしょうか。
小学生がそこまで「恋」を追求するか、13歳でそこまで冒険するか。

いくつかの「常識的見解」が、突っ込みとして発生した。
主情的であるにせよ、始まりを高校生からにした方が現実味を帯びた。
小学生、他にやることがあるだろう。

と言いつつも、妻に尋ねたが、どう思う。
今どきの小学生がこうであれば、先が思いやられる。
背伸びは、人生を失うという教訓だろうか。






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見栄えが良くないのでトリミングをした。
4日連続のナポリタンに何か意味があるのかと。
それは、美味いナポリタンを食べたい一心で、追究中なのです。

できる限り、ケチャップを使わずに、どう、昔の喫茶店ふうに作るか。
昨日のは、ピーマンがなくて、大量人参投入で見栄えはしなかった。
それでも、あと一息という感触があった。

ナポリタンを完成してから、挫折しているペペロンチーノに戻る。
人類は麺類、スパゲティーでも何か決め手を持ちたいのだ。




ファイト!






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『若い読者のための短編小説』   [村上春樹]





マスコミも相撲も代表質問も、鬱陶しい話ばかり。
雑務と読書だけの時間を積極的に作ろうと思います。
そして、面白い映画も見ますけどね。





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朝ね、護送車が北警察署の裏門から出るんだけど、人気者が護送されるときは、マスコミの取材が押しかけて、結構邪魔なんですよね。車道におりてカメラを構えられると、迷惑をします。軽くクラクションを鳴らし、若い巡査に、危ないじゃないか注意しなさいよと、シートベルトを確認してから言う私でしたよ。






『若い読者のための短編小説』 村上春樹/文春文庫 (2004年10月10日 第1刷)
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村上春樹『若い読者のための短編小説』を読み始めました。なかなかよいです。『職業としての小説家』の前身と思えるまとまりと、プリンストン大学での講義だったと思うのですが、その講義対象となる短編小説も、図書館ですぐに借りられそうなので、授業に参加するつもりで読み進めていこうと思います。

「第三の新人」と呼ばれる人たちの短編が対象で、その先頭に吉行淳之介が配置され、奇遇でした。卒論では吉行を扱うつもりだったのですが、去年、喜寿のお祝いに伺った我が担当教授は、ダメと、当時の私の目が点になるのを楽しんだかも知れません。2年余りの準備がパーでしたから、参りましたよ。

結局、その吉行が好きな作家のひとりとする坂口安吾が研究対象に変わりましたが、変えて良かったと、いまでも思っています。それでも吉行への郷愁はあり、今回手にした村上春樹の講義に沿って、吉行を読み直し、以下、小島信夫「馬」、安岡章太郎「ガラスの靴」と、6人の短編を読み直しながら、村上春樹の講義を楽しもうと、ちょっとした、思い出のゼミが始まります。




p25 (僕にとっての短編小説)
書いたご本人からすれば、「俺はそんなこと思ってねえよ」ということになるかもしれません。あるいは事実と異なっていることがあるかもしれません。しかし僕としては、それはそれでかまわないのではないかと思うのです。読書というのはもともとが偏見に満ちたものであり、偏見のない読書なんてものはたぶんどこにもないからです。逆な言い方をするなら、読者がその作品を読んで、そこにどのような仮説(偏見の柱)をありありと立ち上げていけるかということに、読書の喜びや醍醐味はあるのではないかと僕は考えるのです。

p36 (まずはじめに)
もちろん「小説というのは面白いと思えばそれでいいじゃないか。理屈なんかどうでもいいだろう」ということもできます。そして僕はどちらかというと、そういう考え方に諸手をあげて賛成する人間です。なにかと理屈をつけなくてはやっていけない人間よりは、理屈をつけなくても不自由しない人間の方が、人生はずっと楽だし、それでとくに不都合がないのなら、頭をひねってむずかしいことを考える必要なんて何もないはずだと考えています。また頭をひねらせずに、心をひねらせるのが本当に優れた小説であると常々信じています。





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図書館へ行くのも、食材を買い出しに行くのも、かなり怖い。
滑る滑るよく滑る道、歩道も車道も、移動が怖い。
こういう日には、外出を自粛する、安全第一主義のオレ。

さて、今日はホットプレートで作るパエリアに、挑戦するぞ。
ロゼワインを用意して、あさりに赤エビ、いかと無洗米、用意周到。
これがうまくできれば、手抜き料理に使えるかしら。




ファイト!






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腰用サポーター   [道具]





大急ぎの冬が突然やって来て

大雪原のちいさな家を囲む雪景色 




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私の足元に猛然とダッシュしてくるワン公

飼い主が呼べば 瞬時に きびすを返し

餌に釣られて ワン



行けません.JPG

放し飼いは辞めましょう

猛然と突進されると 犬は嬉しいでしょうが

私は怖くて 反撃に出てしまいます



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初めての積雪に

すぐに除雪が入った

歩道も除雪された



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腰痛を悪化させないために

強めに巻く 加圧式サポーター

雪かきには 必要な準備



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水曜からまた 気温は8℃と プラスの世界

いちどまた雪は溶けてしまって

その後 いよいよ来春まで残る根雪が誕生するのかな



冬ごもりの準備をしないと

読むべき本を集めるってこと





ファイト!






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