秋の風 [日常]
青空を求めて、局地的な晴れ間と厚い雲の混濁の中を走る。
自転車で快走すると少し汗ばみ、日陰は肌寒い。
ハッキリしない札幌の天気だが、確実に秋の傾斜は深まっている。
まだ、ストーブを入れないで、厚着で頑張ってヒートテック。
台風の影響ではないだろうが、風が止まない。
前線が刺激されて、北海道も不安定な模様なのか。
噂の真っ白なリスを見に来たのではなく、秋の空気を密猟だ。
JUNKO さんの昨日の写真「赤い窓」のように、自分も写したくて北大へ行った。
思うように撮れない二日間が、それは秋探しの自転車運動に変更となった。
今日こそ負けないように写すぞ。
妻が実家に帰っている間に、妻の新車を拝借した。
我が赤錆び号はチェーンも切れそうだが、新車は楽チンだ。
アジアの観光客が、スマホで写す秋の葉っぱ。
秋の日差しでも、ヒートテックの身には暑い。
外出時の自転車では、脱いでくれば良かったと後悔。
月末には、車のタイヤ交換をしなくてはいけない。
そして、11月には暖房を入れようと、妻に提案するかと考える。
家庭菜園の収穫も全て終了した。
今年はキュウリが特売で50円、1本が55円~60円で推移していた。
そういう意味で、庭の芝生を掘り返して畑にし、花よりキュウリと植えたのは正解だ。
花はまた、よそへ写しに行き、自宅ではキュウリとミニトマトとじゃがいも。
しずかに、色んなものが終わり始めている。
のどかで、静かな毎日を、少しだけ急ぎ足で暮らす。
ファイト!
夢の途中で花束を君に [ことば]
ペンギンが舞う、池田綾子さんの「夢の途中で」を毎日聴いている。
正確には、ビデオをつけたときに再生している。
あの、浮遊し、舞うペンギンが面白くて。
薔薇 レッド・デビル(イギリス) /北大植物園
「とと姉ちゃん」の主題歌だった「花束を君に」を、毎日聴いている。
8月末に母が亡くなり、生まれて初めて湯灌を手伝った。
死に化粧前の、そして最後の、母のお風呂を手伝った。
なぜだろうか、この「とと姉ちゃん」の主題歌がずっと。
母の体を洗いながら、私の頭の中ではずっと流れていたんだ。
なぜかは分からないけれど、この歌を聴くと、優しくなれそうな気がしている。
目頭を熱くしたいのだろうかと、心配になる。
それにしても寒い。
お買い物の自転車では、手袋なしでは行けないね、札幌。
ファイト!
ベンヤミンが嘲笑した [考え方]
旧東ドイツ出身の留学生(ベンヤミン)が、鍋を食べに来た。
変な日本語だが、鍋料理を食べに来たと、国内では通じる。
東大の博士課程に籍を置き、論文は英語で書いている。
日本語が達者なベンヤミンだが、ストレスが溜まると英語になる。
そんなベンヤミンが嘲笑した、と思う。
北朝鮮のミサイルが日本上空を通過した、という報道のこと。
北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12型」が、「日本上空」を通過したことを、理解に苦しんだようだ。 同じように私も思っていたのだが、日本のマスコミはバカだからね、仕方がないんだと。 最高高度は約550キロ、もうそれって宇宙ヤン、と確かに彼が嘲笑した、と思う。
危険や不安があるのは、北朝鮮がミサイルを作る際、迂回ルートを使って、神戸製鋼から何らかの素材を購入していたら、落ちる。 落ちる可能性はある。 最近、北朝鮮が大人しいのも、もしかすると、神戸製鋼のデータ改ざんを知り、間違って落下して戦争になるのを怖がっているのではないか。 と、自虐ネタを語った。
上空100㎞を越えたら、もう宇宙だろう。
ファイト!
Benjamin がやってきて飲む [ひと]
長女が、独逸の大学院で同じ研究室の青年を2月に連れてきた。
現在は東大の大学院で博士課程の論文執筆中。
よく飲むし、同じく、いやそれ以上のサッカーファンだから、オレ、友だち。
日本では柏のサポーターになって、応援遠征をしている。
この前の土曜日に、コンサドーレ札幌との試合があり、やってきた。
14位の札幌が、3位の柏に、3-0で勝たせて貰ったが、うしし。
ちょうどハーフタイムの時、柏の応援席が映った。
きっと、you だから目立つかなって思ってたら。
あーっ、って声が出てしまった。
ベンヤミンさん、本気のサポーターですね。
彼女も同伴だけど、彼女は小樽観光です。
柏の熱血応援団は、女人禁制の応援チームだそうです。
翌日、飲もうぜって、拙宅にて飲み会。
自分用の、柏の応援旗を、ドイツで作って持って来ています。
負けたベンヤミンを、妻の特製お鍋で、おもてなしでした。
彼女は大手企業にお勤めで、ご自宅の向かいが、何とか部屋。
横綱の鶴竜が所属する部屋で、ちゃんこ鍋などご馳走になるらしい。
で、ベンヤミンも遊びに行って稽古を見て、写真を撮っているぜ。
彼のために用意したのは、独逸の白ワイン。
イタリアの赤ワインは、5時間前に抜栓して馴染ませておいた。
ベンヤミンは、ドイツ人だから、ビール(クラシック)を飲みまくりもしましたが。
朋あり遠方より来る、また楽しからずや。
飲むのは楽しいが、いずれ、ブンデスリーガ観戦すると、約束させられた。
サッカー観戦で騒ぎ、ビール、ソーセージ、ポテト、そしてワインも。
元気の出る、若い若い友だちであるなぁ。
ファイト”!
青空をどうぞ [日常]
半径100m程度で 晴れ男のハレオ君
「青空が見たい」とキミが言い
用事はないのだけど 外に出る
青空が見えない天候が続いているらしい。
ちょっと参ったな、必ず、少なからずの青空が見える札幌。
自分は恵まれているのだと思う。
青空を見たいと聞き、生にはかなわないけれど、写してきた。
青空なしじゃ Vitamin B.S. が欠乏していくのだろう。
キミに Blue sky をお届けしますよ 妄想世界にて。
近くのJR高架下に、自転車で行ってきた。
高架下で杖をついて一所懸命に歩く、見るからにご高齢のお婆さんがいた。
こういう意志というか執念に似たものが、生きるためには必要なのだと思う。
母にせめて、高架下を行ったり来たり、歩く気魄があったならばと思う。
しかしながら、言っても詮無いこと。
せめて自分はもっと、生きる気魄を持ち直さねばならないと考えている。
キミに青空をどうぞ。
ファイト!
ミニ・オフ会を振り返って [旅]
3連休の中日に大阪へ行きました。
9日の祝日(体育の日)に移動して法事は間に合うのだけど、北海道旅行の人が大阪に帰るので、9日は満席が続き、変動相場制ゆえ料金も高いのでした。 暇人は、だから一日早い日曜に行って、ボーッとすることにしました。 妻が9日の最終便で来るから、関空に近い(2駅)泉佐野駅前のビジネスホテルを取りました。
そんな話をすると、823さんが、ミニ・オフ会やと決定しました。
今年は何となくこういう流れで、ブログの方と会うのは4回目です。
東京、札幌、大阪、大阪と、何となくそんな流れです。
泉佐野駅前近辺の居酒屋。
823さん、まりっぺさん、ひろしさん、裏・市長さん。
濃い方たちで、初対面では無垢な私は、押され気味で壁の花。
結果から言うと、実に楽しかった。
初めて会った気がしないのは、ブログを普段から見ているからかも知れません。
面白い「出会い」だなと思いました。
2時間飲み放題の店でしたが、3時間はいました。
我々以外に、5人ほどのお客さんが出入りしました、以上。
バイト嬢、よく働く灰かぶり姫です。
言いたい放題、笑いっぱなし。
北海道人には大阪の方々が恐怖の対象でしかありません。
しかし、そうでもないなと、軌道修正を加えました。
初めて修学旅行の引率をするとき、安房先生が言ってました。
「大阪は日本一犯罪の多い危険な街です」 って。
そして、「こんな先生が生まれるのです」 なんて言われましたね。
楽しかったから、また、大阪へ行くのが楽しみになりました。
印象って大事だなと思いました。
大阪の印象は少し回復しています。
・・・あ、オレがいなくなって、大阪が良くなったのか。
ファイト!
目くじら [味]
オスのホッキョクグマが子グマを捕獲して、食べるという3分あまりのビデオを見た。
(http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/022500067/)
気候変動で北極圏の海氷が年々減少し、アザラシ狩りが出来ないホッキョクグマ。
追い詰められた末の、共食いであろうが、ショックではある。
ゴールドバニー/北大植物園
函館に住んでいた頃、年の瀬の市場では必ずクジラが売られていた。
鯨のベーコンが大量に売られており、買う人も多かった。
子どもの頃、たしかに貧しい時代で、鯨の肉を食べていた記憶がある。
近所のスーパーで、クジラが売られていたので買った。
クジラやイルカを人間の仲間と見なし、捕獲する日本は圧力を掛けられる。
クジラとしか表記はなかったが、遠い共食いになるのかなと、少し思った。
少し思いながらも、半世紀近く前に食べた鯨は、刺身ではなかった。
なんと贅沢な行為なんだ罰当たりめ、と思いながらも、売ってるので買って食べた。
クロマグロより安かったのだが、わさびは似合わなかった。
ショウガとニンニクを試し、ショウガかなって。
柔らかくて、美味しかった。
お命いただきます、いただきました。
ちょっと考えてもオレ、菜食主義者にはなれない罰当たり者だ。
捕鯨調査船に感謝しながら、また、機会があれば、目くじら立てずに、ね。
ファイト!
神戸製鋼のバカヤロー [新聞から]
自分がすることを、全員がしたらと、問え。
(ジャン=ポール・サルトル)
組織ぐるみの不正、これは外から監視してもなかなか見抜けるものではない。 しかしその不正が続いている日々に、誰も「おかしい」と思わなかったのだろうか。 資本主義が悪いのではなく、利益追求のための効率を履き違えているバカが、まだまだ管理職として指揮を執る愚かさ。
効率を上げるためには、謝罪会見や、回収作業をゼロにすることが最重要で、企業がもうちっと、正直屋さんであって貰いたいと、悲しみながら思うのである。 神戸製鋼よ、中国をバカにしていたら、小国ニッポンが沈没していくことになる。 嘆かわしい。
BLOW TO JAPAN'S IMAGE
アメリカ紙に書かれたこの一言、これが全てだよな。
正直と技術が売りだった日本だけれど、信用をなくす。
中国の衛生管理が悪いとか、韓国の物はすぐに壊れるとか。
そんな事実が、雲散霧消してしまう。
日本は誤魔化すからな、日本はズルイからな、日本は嘘つきだから歴史も変える。
安心、安全が売り物だったけど、どうしてくれるんだ。
しかもこれ、内部告発がなければ、まだやってたわけだからね。
おそらく、コカ・コーラから届いたんだけど。
当たったのかな、オレの名前だし、ちょっと嬉しい。
嬉しいから、缶珈琲を、亡くなった母のために仏壇に供えた。
母は珈琲好きだったから、いいよね。
また当たりますようにって、これは罰当たりになるのかな。
ま、いいや。
ファイト!
ミナミを散歩 [旅]
田舎者だから、大阪へお上りさん。
見る物すべて、不思議体験である。
どうも、札幌とは勝手が違う。
南海電車 乗車券の自動販売機。
格安とは言わないけれど、それぞれ10円とか20円とか、安く乗車券が手に入る。
駅の改札口で買うより安いのだけど、大丈夫かなと思ってしまう。
回数券をバラして売ってるんだろうけれど、大丈夫かなと思ってしまう。
ドリンクの自販機でゲーム形式の、もう1本が当たるのは知っている。
大阪ならではと思ったのは、豚まんが当たると言うこと。
「当たるで!」と言うのも面白いが、当選シールで、豚まんは出てこないようだ。
コンビニの中の広告。
関東煮(関東だき)とは何かと尋ねられて、おでんのことだよと娘に語る。
父が子どもの頃、まだ、おでんは存在せず、関東だきだったのだ。
赤塚不二夫のおそ松くん以降、おでんが普及したのかな。
少なくとも、コンビニの店頭で売り始めて、おでんが制覇した。
逆に、今の子は、大阪でも、関東だきは通じないかも知れない。
徐々に、知らない街、大阪になっている。
大阪での17年間、住んだ3つの家は全てスクラップ。
でもまた、大阪に遊びに行こうと思っている。
ファイト!
蟹喰われた大阪 [旅]
29℃の暑さ増す黒服の大阪から、8℃の寒さ増す半袖半ズボンの新千歳空港に昨日、着いた。 帰宅して、緊張が解けるとどっと疲れが出た。 寒い寒い長袖生活に。 腰痛も出た。 少し休む。
蟹喰われたんか、蟹噛まれたんか。
そう聞き取れたけれど違った。
蚊に噛まれたのかと、尋ねられたのだった。
大阪の方々が、蚊に刺されることを、蚊に噛まれると言うことを思い出した。
半ズボンの効果、不幸か。
29℃の快適気温で蚊が活躍し、むき出しの足を、刺しまくりますねん。
キンカン塗って、また、塗って塗って塗って塗って塗って塗って塗って塗って。
痒いし寒いし、次のステップに向けた思索を、今日はお休み。
大阪はもう住めないけれど、時々、遊びに行く街になるでしょうね。
ファイト!