ハロウィンとマンさん [ひと]
知り合いに、マンゼール・ケン という人がいる。
名前が長いので、マンさんと呼んでいる。
身長192㎝の彼が私と話すとき、あてつけではないが少しかがみこむ。
柔和で温厚で非暴力の男だ。
マンさんはバプテスト派の牧師さんだが、彼と出会ったころのこと。
日本でも、ハロウィンを仮装行列の一環として楽しむようになっていた。
しかし彼は、あれは悪魔の祭典だ、悪魔崇拝儀式だと忌避する。
彼の口調が厳しくて、これは宗教の問題だなと、ずるいオレは踊らないことにした。
日本ではもう、10月末になるとハロウィン騒ぎが当たり前になっている。
ディズニーやUSJ では、仮装行列を楽しんでいるのだろうな。
ただ、戦争の多くが宗教がらみだから、飛びつかないようにしている。
マンさんが、悪魔に魂を売ったかと、怒ると怖いので、参加はしない。
北海道の高校で郡部に行くと、学校祭では必ず仮装行列をする。
町の人たちも仮装行列を楽しみにしていて、大人の仮装もある。
きっとそれが楽しみなんだろう、そこに宗教はない。
女装癖はないが、宗教から距離を置くなら、好んで女装もやっていた。
今年もマンさんの教えを守って、ハロウィンには参加していない。
この宗教儀式では、11月1日が新年にあたる。
その前日に当たる10月31日は、彼らにとっては聖なる日なのだ。
聖なる日に、生け贄を求めるのだけど、オレは生け贄はイヤだからね。
お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!
やれるもんならやってみろ
南無阿弥陀仏 般若心経
ファイト!
金葉祭(こんようさい) [日常]
ねえ、北大のライトアップ見に行かない? 日曜は雨が降りそうだから。
土曜の夕方、妻にそう言われ、そうだね行こうかと、出かけた。
6時にはもう薄暗く、自転車でオレが先を走り、妻が後ろに従った。
今年で6回目の開催となる北大金葉祭(こんようさい)。
10月末の土日、夕方6時から3時間、イチョウ並木がライトアップされる。
昼の方がキレイかなと思ういながらも、妻の好奇心に従う。
ものすごい人混みなんだけど、上を見れば良いのかと思った。
こんな人混みでも、車両進入禁止にはしていないので、少しは通る。
実行委員が、整理しているけど、特におっさん連中は聞かないな。
車が通ります、歩道に上がってください。
せっかくの企画、観光客も多く、何とか2日間×3時間、歩行者天国化だな。
それができる実行委員会なら、続くだろうが事故の元。
これがキミの、最後のライトアップかな。
最初で最後だわ、1回見れば十分、帰りはもう少しゆっくり走ってね。
月の光の下を、帰りもオレが先を走った。
昼の黄葉の方がいいかもしれない。
いずれにせよ、人混みはキツイかな。
ファイト!
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 [映画]
基本的にコミックのことはバカにしているのだが、時々ハマってしまう。 妻はこんな甘っちょろい映画を見ないだろうと、決めてかかるオレ。 するとこれは150万部のベストセラー小説だったという。 えっ? と驚くオレ。 表現というか描き方が気になって、図書館に申し込んだ。 144番待ちだった。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
製作年 2016年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 111分
解説 七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。
妻に内緒でこっそりWOWOWで見た。 こんなベタなもの見るわけがないと言うか、こんなのを見てニヤニヤしている自分を見せたくないのだ。
記憶だとか、思い出だとか、大切だなと思う。
認知症って怖いなと、映画とは全く関係の無いことを思った。
残された日々を大切に過ごしていく。
ここに行き着くと思う。
そしてね、妻には優しくしようって思うのよね。
こんな泣かすための映画や小説は、嫌いだ。 ちくしょう、迂闊にもハマり、福士蒼汰のファンになり、小松奈菜を好感した。 ファンタジーってやつかい、と考えると、面白い映画なんだなと思った。
「何があるか分かっていても、楽しいものは楽しいよ。」
主人公女子のセリフだが、生活の中の一つ一つに意味があると意識して生き、観察するなら、この映画の見方は面白いのだと思った。
一期一会
これが最後だと思うと、いつでも泣けてくるのだった。
温泉に行こうね、今日はポイント倍だよ。
そんな妻の声に誘われて、温泉に行く。
途中の児童公園で、わあ、1本だけだと目立ってキレイ。
黄葉を見て、助手席の妻がそう言った。
すっかり色づく街。
今年最後の秋が終わろうとしている。
今年最後の冬が始まる。
北大のイチョウがオレを呼んでいる、ぜ。
清宮クンが来るから寂しくなんて無いさ。
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ついに禁止条例 [TV]
街の中を歩くとき、緊張することが多い。
どう見ても前方から来る人は、前を見ておらず、このままではぶつかる。
そういう局面に、よく遭遇し、身構えてしまう。
歩きスマホと呼ばれる現象。
■ ハワイ・ホノルルで「歩きスマホ」禁止条例
日本からの観光客も多く訪れるアメリカ・ハワイのホノルル市で25日、道路を横断中にスマートフォンなどの画面を見るいわゆる「歩きスマホ」を禁止する条例が施行された。◆ホノルル市の条例では道路を横断する際にスマートフォンやタブレット端末などの画面を見たり操作したりするいわゆる「歩きスマホ」を禁止する。初めて違反した人には日本円で最大約4000円の罰金が科され、違反を繰り返した場合は罰金が約1万円になる。 (日テレNEWS 24/2017年10月26日)
窮屈な話ではあるが、苦肉の策であろう。
月の初めに道頓堀を歩いているときも、危険を感じたが。
日本人だけではない状況下でのトラブルは、法律で避けるのも仕方が無いか。
基本的に、人混みを避ける、大地の人、オレ、原始人。
barbarian として、田舎印を身につけて歩く。
そこどけ、世間知らずの田舎もんが通る、だ。
三女が当てた。
住所変更していないサイトからの応募か。
どれか一つお裾分けしてもらおうと思うが、どれにしようか。
お台所で、手肌の潤い成分が消失していますもの、オレ。
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祝杯をあげた [ひと]
昨日、プロ野球のドラフト会議があった。
日本ハムは予定通り、早稲田実業の清宮幸太郎クンの交渉権を獲得した。
大谷クンが出ていく後を、人気面で埋めてもらう。
新庄に始まり、ダルビッシュも、斎藤君も大谷クンも獲得した日ハム。
地方都市ではあるが、食べ物が美味いし、清宮クンには是非、入団してもらいたい。
2軍監督には荒木大輔さん、寮長にも先輩の斎藤祐君と早実の先輩がいる。
大リーグに行くなら、日ハムで育ってからにしよう。
大谷クンが去る喪失感を、清宮クンで埋めたい私たち道民。
ジンギスカンのタレのCM にぴったりだし、地方のCMでも活躍してもらおう。
札幌農学校 第2農場
これは 「釜場 (家畜の餌を作る施設)」 (重要文化財)。
上の窓が牛の顔に見えはしないか。
こういう建築遺産、清宮クンは人気者過ぎて、見て歩くことは出来ないだろうな。
早朝のランニングには最適の北大構内。
オレ、自転車で伴走してもイイけどな。
とにもかくにも、嬉しい話だ、あっぱれ!!
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バカな親に殺される子ども [新聞から]
シャイアン族の格言
話さない人間と 吠えない犬には 気をつけろ
挨拶が出来ることや、人間として真面目であることは、大前提的に当たり前のことで、ことすら重要であるかのように考えることはしないようにしている。 なぜなら、そこに価値を優先させてしまったら、本質を見失う恐れがあるからだ。 自分をどのように表現するかは、それは人それぞれの努力でしかなく、自分は自分で、オレ流でやっていくしかないと思っている。
札幌で悲しい自動車事故が起こった。
■ 1歳児死亡事故 直前に大量の酒 (10/25(水) 7:33配信 ) 22日夜、北海道・札幌市で、父親が酒気帯び運転をし、1歳の長男が死亡した事故で、両親は直前に大量の酒を飲み、運転代行を頼もうとしていたことがわかった。◆22日夜、札幌市東区で、一瀬大貴容疑者(24)が、酒気帯び状態で運転していた軽乗用車が信号機の支柱に衝突し、1歳の長男・叶多(かなた)ちゃんが死亡した。◆一瀬容疑者の呼気からはアルコールが検出され、酒気帯び運転などの現行犯で逮捕されている。◆一瀬容疑者は事故の前、一緒に乗っていた妻と知人男性の3人で、居酒屋から運転代行で移動し、カラオケ店で18杯の酒を飲み、再び代行を頼もうとしていた。◆運転代行業者は「(時間がかかり)そんなには待てないということで、(運転代行を断って)乗って帰ったのか」と話した。◆一瀬容疑者は当初、飲酒について否認していたが、その後、認めているという
自己の快楽を先行させたバカ夫婦だが、こういう時、変わったインタビューが流れる。
「普段は挨拶もしっかりする感じのいい若者」とか、「真面目そうな若者でまさかと思った]
こういうコメントを流すのが、その意図が不明でフシギである。
真面目であるのは当たり前。
挨拶が出来るのも当たり前。
そんなのは、出来て当たり前で、美徳でも何でも無い。
人として真面目に生きて、知る者や恩のある方々にちゃんと挨拶をする。
それは、日本では当たり前のことであって、当然のことなのだ。
真面目で挨拶が出来るから、悪いことはしないという判断基準が目を曇らせる。
真面目そうに見えて挨拶もちゃんとするけど、やらかしちゃうのだ。
なぜ、やらかしちゃうのかを見抜こうとしないから、また繰り返される。
マスコミでマイク握るなら、追及すべき「本質」があると思うのだが。
なぜこの夫婦は、やらかしてしまったのか。
真面目であっても挨拶が出来ても、オレは信じない。
はしご酒で、飲酒運転して、チャイルドシートもせず、バカでしかない。
だから世の中面白くないと、文句は言わない。
自分のことは自分で始末する。
飲んだら乗らない、当たり前のことだ。
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秋は夕暮れ [日常]
数日、札幌も肌寒い日が続いたので暖房を入れた。
セントラルヒーティングなので引火事故はないと思う。
凍え死なない程度に、冬を過ごせるようになった。
犬のお散歩をよく見かけるが、老老介護のように、老犬が目立つ。
目の前、前方の犬は若いから、一段高い所へ飛び乗った。
犬でも、若い! ってのは、イイことだよ。
もう夏は辞めにしないか、って声を掛けたくなった。
もういいよ、ヒマワリ君。
枯れて、種を残そう。
秋もきっと、終わりが始まったのだと思う。
まだ動けるうちに、やりたいことをやっとけよ。
そういう忠告を活かしたい。
やりたいことが見つかっても、それは収入につながらない。
これが問題で、さてどうするか、思案中であるがシアン化合物ではない。
もう毒は吐き散らかさんぞなもし。
人に迷惑を掛けないのは当たり前だ。
人の役に立つ人間になる。
そう子どもたちに教えて来た身、役に立つぞ(・・・どうやって?)。
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コインの話 [趣味]
以前、1週間~1年の外人受け入れホストをやっていた。
高校生や大学生、短い期間であれば老夫婦、中年夫婦と。
消えて音信不通もあれば、子どもたちが毎年遊びに行った家庭もある。
特に、アメリカはポートランドのご夫妻がよく来た。
そして、娘たちも数週間単位で遊びに行って、スイミングスクールに通いもした。
小、中、高と、年度末に勝手な長期休暇を取って、個人留学である。
長女が大学に受かり、高校の卒業式まで2ヶ月間ホームステイしていた。
オバマ大統領の就任演説を聴き、あちこち、現地に溶け込んで生活していた。
その時、この「台紙」を買ってきて貰った。
アメリカ合衆国の25セント硬貨(クォーター: Quarter)を50枚集めた。
50州25セント硬貨(The 50 State Quarters)である。
これは、時間を掛けて、集めた。
(アラバマ州は椅子に座るヘレン・ケラー/ジョージア州は桃とオークの小枝)
1999年から2008年にかけて発行された。
50州それぞれの特徴が裏面に描かれた25セント硬貨である。
個人的には南部が好きなので、写しておく。
(ケンタッキー州はサラブレッド/テネシー州はトランペットやギターなど)
一般に流通させているので、希少価値はないと思う。
でも、50州ぜんぶ集めれば、少し価値は出る。
と言っても、オークションに出したりせず、友人や教え子にあげた。
コインランドリーに行ったら、両替をする。
洗濯機はコインで動くからね。
それでもなかなか集まらない。
で、最大のヒットは、アパート経営者の Bill は 、次に来るときドッサリ持って来た。
アパートのコインランドリーで、25¢コインがたくさん集まるからね。
それでも、何州か不足したものは、後日、Blaine さんが郵送してくれた。
そして余った25¢コインを、10月8日のオフ会のお土産に渡した。
お一人に2枚(2州ぶん)差し上げた。
残る48州は、意欲があれば遠征してみてねって。
もう一つコインをお土産にした。
これは流通の少ない1ドル硬貨。
お一人様1枚。
ケネディの50¢硬貨。
これは人数分が用意できずに、辞めた。
ちょっと自慢げに写す。
自慢ついでに、1$記念硬貨、Cindy が持って来てくれた。
大統領1ドル硬貨プログラム(Presidential $1 Coin Program)
これは集めるつもりはないけれど、オバマとケネディは手に入れるかな。
コインも切手も集めるけれど、最後は使うか誰かにあげちゃう。
集める過程が楽しいと言えば贅沢かな。
ミニオフ会でのお土産に、「???」という雰囲気はあったけどね。
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認知症から遠ざかりたい [日常]
ソネブロさんの調子が悪かったみたいですね。
あいにくの雨、自公圧勝、希望失速。
言いたいことも沢山あるけれど、今日は静かに。
村田諒太が直接再戦で、WBA世界ミドル級 世界王座奪取、あっぱれだ。
前回の悔しい負け方はおかしくて、不可解でもあった。
汚名返上のためWBAは、「厳選したレフェリー、ジャッジを派遣」してきたと言う。
八百長を認めたのだろうか。
ご近所の白い恋人パーク
アジアを中心に観光客が、どっと押し寄せてくる白い恋人パーク。
幾つもの花壇があり、花を撮るにも楽しめる。
買い物はしないけれど、珈琲を飲みながら雲の流れを追うのも楽しい。
コント・ドゥ・シャンポール(1860年 ポートランド)
昨日は、討論番組を見ながら、考え事をした。
「認知症であっても心は生きている」
見落としてはいけないポイントが語られていた。
ハッピー・チャイルド(イングリッシュローズ)
■ 認知症の人の体験
・ 毎日が未知の体験/知らない世界に連れられていく
・ 周りの動きが速すぎて、ついていけない
・ おかしいと思っても、どう解決していいか分からない
ジョン・クレア(イングリッシュローズ)
両親は認知症を患うこともなかった。
苦しむこともなく逝ったと聞いていて、幸いだと思う。
子どもに世話を掛けることのない両親だったのだ。
いま妻と語り合う不安。
認知症にはなりたくないね。
自分でいられるように努力をしなくては。
自分を保ち、健康であるように生活をしよう。
殴られているボクサーを見ながら、つい考えてしまった。
よく叩かれていた幼少期を思い、切に認知症を患いたくはないと思う。
解決の出来ない不安を、あまり抱え込みたくないのだ。
今日も楽しく生きられますように。
スクランブル発進をしなくて済みますように。
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投票 [日常]
ふたたび 青空をキミに
晴れ男のハレオ君 さすがに台風にはシッポ巻き
台風が来る前に 青空の密猟に出かけた
只今、幼稚園建設中。
雪が降る前に、基礎工事を終わらさなくてはならない。
来春の開園に間に合わすのだろう。
自転車守備範囲内に、3つの幼稚園、保育園の建設ラッシュ。
最近まで、「家族葬」の小型斎場の乱立があった。
いよいよ子育てが、商売可能に転じたのだろうか。
北大に3日間かよって、白旗を揚げる。
JUNKO さんの「赤い窓」に触発されて、真似してみたが。
肝心の細部が、かなわない。
それでも少しは見られるのかなと、アップ。
まだ、磨きを掛けなくてはならないが。
少なくとも、あと少しだと、自分を激励する。
青空をキミに。
台風の影響で前線がイタズラし、雨続きのキミに青空を送る。
さて、今日は総選挙の投票日だ、「指原莉乃」とだけは、絶対に書かないぞ。
期日前投票所は、遠い所にある。
投票所は、すぐ近くにある。
暇人は、すぐ近くに歩いて行く。
出口調査には、頑張って、嘘を言う。
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