季節の笹かまぼこ とうもろこし [味]
あまりにも痛い話。
『星に願いを、いつでも夢を』 村上龍(2016年11月30日 初版第1刷発行)/p22 定年退職後に妻にもっとも嫌われるのは、「一日中何もせず、外出もせず、ただテレビに向かってブツブツ文句を言う男」だという。何となくわかる。「けしからん」「許せん」「バカばかりだ」などと、テレビに向かって不平不満をぶつけるのだ。そういった男でも食事など生活費はかかる。だが生産性はゼロなので、妻としては、顔を見るのもいやになるということだった。
オレ、テレビに向かって、言い続けている。
指摘のつもりで、言い続けている。
単なる老人じゃないか、しかも周囲に迷惑な。
タキユリ(百合が原公園)
鬱陶しがられるのは嫌だな。
きっと、あいつも、あいつらも、避けるのかな。
コミュニケーション能力っちゅうもんが、不足なのかな。
それでも美味しい話
鐘崎の大判笹かまぼこ「大漁旗」より、オレ、これが好きになった。
笹かまはちょっと飽きてきたけど、「季節の笹かまぼこ とうもろこし」は美味かった。
つぶつぶの食感と口の中ではじける甘み、来年もこれを、貰うぞ。
貰うためにも、これが美味しかったんだと、焼き付くようにハガキを出す。
それも、きっとコミュニケーション能力っちゅうもんや。
面倒がっていては、いけないのだろう、いやしく、がめつく、執念深く。
ファイト!