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マスカレード・ゲーム   [東野圭吾]


さて、今週は重たい一週間かな、充実させたいんだ。
大相撲夏場所が始まるけれど、そこは週末まで見ないで過ごす。
長女が、3か月の調査・研究を終えてドイツに帰る、少し家族の時間。

昨日、長女が3か月間借りていたアパートを引き払うので、中野まで迎車。
来た時よりも荷物が減ったのは、冬物の服などをドイツに送ったからだろう。
空港で迎えた時より3割ほど荷物が減り、帰国土産のカレールー持参も可能か。




『マスカレード・ゲーム』 東野圭吾/集英社(2022年 4月25日 第1刷発行)
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 解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。◆累計490万部突破シリーズ、総決算!


東野圭吾作品と初めて出会ったのは、2014年8月の夏。
札幌から網走に向かう特急の中で『ナミヤ雑貨店の奇跡』を読んだ。
右側の2席には長女と妻が座り、当然のことだがみんな、今より8つ若かった。

長かったな、色々あったな、オレも作家も衰えたのかな。
既刊は勢いよく読み漁ることが出来た。
しかし、最近は段々と作品数も減り寂しい限りだ。

娘の初夏用ジャケットの買い出しに付き合って、暇だから書店で買った。
5月3日、函館から来た親友の接待で表参道の寿司店に行った。
その時、娘たちにも集合をかけて、長女にはそこで渡した。

面白かったと、娘は本を実家に持ち帰り、次は妻が読む。
その後、もしかしたら三女が借りて読むのかもしれない。
それまで内容を語り合うことはしないけれど、東野圭吾の問題意識ココにあり。

おそらく映画化すると、シリーズだから主役は木村拓哉なのだろう。
たしかに、既にそういうイメージで読んでしまっている。
ただ、このシリーズもこれで完結してしまうのだろう、読み納め。




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長女が真剣に眺め、スマートフォンで写していたから、私も写す。
興味関心が色濃く出て、誰が何を写すのかは、つい追ってしまう。
一緒に歩いていても、三女はまた違った視点で写している。

妻はなかなか、撮るということはしない。
そのくせ、しっかりと観察していて、分析結果を提示するのが、たまに面白い。
懸案の「耳が聞こえなくなりました」の進捗が早く、目での観察が主になる、オレ。




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円安放置は誰のためなのだろうか。
国策と言い、大手保護主義的な愚策に、怒りが溜まる。
しかし今週は娘との安らぎの時間、世間から離脱して、遊ぶ。

娘を主賓にする接待費は、特別会計で準備した。
まだ予算を残しており、しかし、10万円のバッグを欲しがらない娘。
伊東屋に、万年筆かボールペンでも買いに行くかと誘ってみる。




ファイト!





ファイト!(62)  コメント(7) 

ファイト! 62

コメント 7

あるいる

僕もなかなか撮るということをしません。
しっかりと見て記憶にとどめます。
スマホはもちろんなくカメラが高級品だった昭和のオヤジは記憶にとどめることが自然なのです。
分析するのは苦手ですけれど、ね。
便利なものはどんどん使いこなす。
学者さんに必要な能力ですよ。
相撲よりも長女さんとの時間が最優先とは、パパさんらしい選択です。
「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた」
フリーライターの和田静香さんのルポを読み始めました。
政治にも経済にも疎い女性が、おかしいな?と思ったことを国会議員に質問して、すこしづつその仕組みをわかって行くというルポですが、面白く読んでいます。
僕もたいしてかわらんなぁ、と、ちょっと反省中。
と、特別会計という言葉で関連づけてしまいました。
10万円のバッグをほしがらない長女さん、ごくごくノーマルな感覚の持ち主だと勝手に決めました。
伊東屋さんでなにを選ばれるのか選ばないのか、ちょっと野次馬根性が湧いてきたおやじです。
ごめんなさい。
僕は、100色くらいの色鉛筆がほしいです。
こどもの頃からの憧れです。

by あるいる (2022-05-08 04:09) 

HOTCOOL

東野圭吾自身8年前とは生活環境が激変して、創作意欲に変化が出てきたんでしょうね。
私も一昨日、原宿~表参道に出没していました。IKEAで嫁とアレコレ買い物。平日でしたが凄い人出でした。
ウチの娘もブランドバックより機能性の高いバックが好み。あまり物欲がありません。伊東屋で使い勝手の良いノートかメモ帳が欲しいな。最近、忘れっぽいので書いて覚えて記録に残しています。
by HOTCOOL (2022-05-08 04:56) 

青山実花

私が東野圭吾氏の本と初めて出会ったのはいつだろうと、
日記を調べてみましたら、
2003年2月5日、
「あの頃僕らはアホでした」でした^^
殆どの作品を読んでいるつもりですが、
「マスカレード・ゲーム」は未読です。
早く読みたいです^^
by 青山実花 (2022-05-08 13:03) 

あーちゃ

あまり欲しがらない娘さん、また遠い異国へ旅立たれるのですね。家族の時間、大事にされているのが伝わってきます。家族っていいものだなあ。と思います。

by あーちゃ (2022-05-08 16:20) 

Inatimy

1冊の本を家族で順に読んでいく、その自然な流れがいいですね。
羨ましいなぁ^^。
日本のルーも便利ですよね。カレー、シチュー、ハヤシライス、ハッシュドビーフなど種類も豊富で。
by Inatimy (2022-05-08 18:15) 

向日葵

1冊の本を家族が順番に読んでいく。。
まあ、なんと素晴らしいご一家!!
結婚前も結婚後もそういうシステムが作れる家庭では
ありませんね。
本だって一緒に同じ本を読んで、その感想を分かち合いたい
ですよね。(ワタクシだけ?)

10万円のバッグなんて買って貰ったら、「10万円」が
気になって気になって、なんにも出来なくなってしまいます!!
欲しがらないお嬢さんの感覚はしごく全うだと思います。
by 向日葵 (2022-05-10 03:12) 

yokomi

我が娘も10万円のバッグは欲しがらないかなぁ...(^_^)v ティッシュペーパーを用途によっては1/2にする娘だから(^_^;) 円安放置は誰のため? トヨタの為(^_^)v 低金利は誰の為??
by yokomi (2022-05-14 22:36) 

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