30年前オレは初めて父になる

お父さんは寂しい。
でもね、それを言っちゃぁ、おしまいよ。
だって、世界に出ろと言い続けて育てたんだもん。

今日は、三段ロケットの長女が誕生日。
ひとつの節目を迎える。
み・そ・じ。

高校の交換留学で巴里へ行き、父の思い通り。
パリ政治学園に行き、父の思い通り。
大学院はスイスで、あ、そう、父はただ、あ、そう。

博士課程は、いきなりドイツ？
そう、あちらさんが全額、生活費も給付してくれる奨学金。
返済の必要のない研究生活を過ごし、口頭試問を受けDr.に。

今年は、大学で給料をもらって授業と、移民問題の研究生活。
学会学会と、上司にこき使われて、でも粘り強く生きている。
既に、何をしているのか聞いても理解できないけど、嬉しく思う父。

個人のイメージです

お父さんによる「こんな感じかなぁ」という個人の感想です。
誕生日を迎えた娘は三十路に入り、Dr.娘は、素敵な女性に変身だ。
アグレッシブに活動し、こんな感じやな。 （親バカという個人の感想です）

子どもは親のオモチャではありません。
子どもは親の狭っ苦しい頭の中で生きてはいけません。
既に、子どもの健康と幸せだけを願う父なのです。

私が子どもだった時代は、親の束縛からの自由を求めることに躍起だった。
すでに時代は変わり、行動することの自由が、権利として定着し始めた。
子どもたちが大いに学び、社会の役に立つ行動を積み重ねてくれたらと思う。

Skypeもあるし、学会で日本に「帰って来る」んだし。
先月ローマで会ったように、また、欧州の美術館に連れてってもらおう。
そう考えると、寂しくなんてないんだもん。

と、年末に思うお父さん。
妻との忘年会を楽しむ。

ファイト！

コメント 7

人の生き方も家族のありかたも変わってきました。
朝のテレビドラマ「スカーレット」の常治さんのように「嫁になんか行くなっ！家にいとけ」とこどもを自分の持ち物のように思うお方も多いようです。
いとうせいこうさんの『「国境なき医師団」になろう！』という本を読んでいます。
世界中で働く国境なき医師団の方々の国籍と働く理由の多様さに驚いています。
もしかすると世界は僕を求めているのかもしれないと勘違いしそうになりました。
今日は三美女姉妹の長女さんの誕生日、おめでとうございます。
そして、パパさんがほんとうにパパさんになった日、おめでとうございます。
電車で1時間の勤務先ではなく、世界を勤務先に選んだ長女さんです。
いつも会えない、そばにいない、すぐに会えない淋しさや心配が消えることがないことでしょう。
親はつらいよ、です。
それでも、世界のどこかで誰かのために仕事をしていると誇らしく思える喜びもあるのでしょう。
ママさんとの二人忘年会、次女さんや三女さんの飛び入りはあるのでしょうか。
と、淡い期待を抱かさせてはいけませんね。
ごめんなさい、です。

by あるいる (2019-12-20 04:03) 

おはようございます！
お嬢さまのお誕生日おめでとうございます！
ご活躍にお父さん嬉しいですね！

by Take-Zee (2019-12-20 07:08) 

３０年前に比べるとミソジはかなり軽量化して、特に女性への無意
味なプレッシャーなど無くなったように思えます。活躍の場を海外
に展開されている長女さんにはなおさら追い風ですね。誕生日、そ
して父親記念日？、おめでとうございます。
私も結局両親とは１８年間しか生活を共にせずにきましたから、お
そらく先生のような親心で見守ってくれてたんだろうなと、本日の
記事を拝見して勝手な解釈をしております。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-12-20 08:05) 

長女様のお誕生日おめでとうございます。

by muk (2019-12-20 09:03) 

寂しいですよね　お父さん
私も寂しいです　お母さん
そう　子どもは親の玩具ではない　立派な一人の人間
でもね、母にとってはいつまで経っても3歳のままの息子
年末ギリギリに帰仙するよ～の電話に布団干し♪でルンルン＾＾
by viviane (2019-12-20 12:05) 

でも ちょっと寂しいですねぇ

by (。・_・。)２ｋ (2019-12-20 13:13) 

お嬢さんのお誕生日おめでとうございます♪

by いろは (2019-12-20 16:50)