「日本型組織の病を考える」村木厚子 (角川新書) [読書 本]
まんぷく
マンペイ ジルシのダネイホン
立花萬平が不当な勾留を受けたまま、国(国税局)と戦おうとする。
あまりにもタイムリーで、ゴーンと東京地検を思い浮かべてしまう。
カルロス・ゴーンを擁護するつもりはないが、人権問題だと思うよ。
村木厚子さんの「日本型組織の病を考える」 (角川新書) を読んでそう思ったよ。
立花萬平もハメられたわけだし、村木厚子さんは検察の証拠捏造での不当勾留だし。
村木厚子さん
2009年6月14日 - 虚偽公文書作成、同行使容疑で逮捕、その後大阪拘置所で勾留
2009年7月4日 - 虚偽公文書作成、同行使罪で大阪地裁に起訴され、刑事被告人となる
2009年7月8日 - 大阪地裁が保釈請求を却下したため、引き続き大阪拘置所で勾留
2009年10月15日 - 3度目の保釈請求を大阪地裁が認容。しかし検察側は大阪地裁へ準抗告。これが認められ、引き続き大阪拘置所で勾留
2009年11月24日 - 4度目の保釈請求を大阪地裁が認容。検察側の準抗告も却下され、保釈される
2010年9月10日 - 大阪地裁で判決言い渡し。求刑・懲役1年6月に対し無罪
2010年9月21日 - 大阪地検が上訴権を放棄し無罪が確定。
信じてくれる家族の存在は大きかった。あとね、子育てしながら働いていると、色んなことが起きる。子どもが熱を出した時、「プールで長く遊ばせすぎた」とか思い出しても仕方ない。それより、仕事やお迎えをどうするか、今やれることを考える。だから、なぜ逮捕されたのかはちょっと横に置いておいた。拘置所でできることは、「体調を崩さない」「裁判資料が届いたら必死で読む」の二つしかない。そう思ったら、すごく落ち着いた。 (2018年12月21日/読売新聞コラム)
立花萬平の勾留はTVドラマでの話だが、村木さんの本を思い出し、立腹する。
NHKは国民を立腹させ、ゴーンを支援させようとしているのではないと思う。
でもね、特捜部の暴走は、秘密主義の中にやりすぎ感があり、良くない。
ファイト!
2018-12-28 00:00
ファイト!(87)
コメント(6)
先週と今週は中抜きで朝ドラを見ているので、展開が詳しくはわかりませんが、萬平さんは拘留されたままです。
事実を元にしたドラマですから、実際にこの事件は起きたのでしょう。
戦後になってアメリカ式民主主義が入って来ましたが、GHQの上層部の横暴、使い方を間違えれば民主主義だって危険なモノになるというコトなんでしょう、たぶん。
そこに日本式の「ねばならぬ」精神が入ると、このドラマの財務局のように、命令に従うだけの考えるコトをしない連中が増殖してしまうのでしょう。
今も昔も似たようなものです。
アホに権力を持たせるとロクなコトにはなりません。
歴史に学んでるはずなんやけどなぁ。
えん罪や権力の暴走が止まるコトはないようです。
裁判所、しっかりせんかい。
お前が拘留決定のハンコを押すんやろ。
もっと毅然と自分の立場を貫けよ。
と、優柔不断&長いものに巻かれてしまうおっさんは思う今日この頃なのでありました。
by あるいる (2018-12-28 04:23)
おはようございます!
ゴーンさんの公私混同的な動きには問題を
感じます。
しかし
長引くに従って特捜の手法には疑問を感じて
います。
by Take-Zee (2018-12-28 06:46)
今年はいろんな記事で沢山楽しませて戴き有り難う御座いました。
来年も宜しくお願い致します。m(_ _)m。佳いお年をお迎え下さい♡。
by 旅爺さん (2018-12-28 08:46)
TVも新聞も見る余裕なしで時間が過ぎています。
by JUNKO (2018-12-28 16:55)
「まんぷく」では、ふくちゃんのお母さんは良い味を出していますね。
by ヨッシーパパ (2018-12-28 19:01)
Gさん、強力な弁護士を雇うから、なんとかもがいているのかもです。
by KOME (2018-12-28 22:21)