選手による息子と孫 [卒業生]
ここ数日、エアコンをつけないで就寝している。
窓を開けて眠ると、朝方の空気が肌寒い。
札幌の夏と同じになった。
あの狂気の夏は、連続発生する台風が吹き飛ばしたのだろう。
狂気と言えば、かつて私のサッカー部は、青春時代の狂気だった。
最後まで走ってくれた彼ら、途中で逃げ出した子も、確かに生きていた。
金曜の宴はランチ、大人だけ飲み放題付きだった。
空手野郎の弟クン、土曜に惜しくも敗退、武道館には届かなかった。
だが、時折、彼には狂気に近い眼光があり、おそらく来年以降、昇り詰めるだろう。
両親は、闘魂の選手と聡明なマネージャー。
素晴らしい子育てをしていると、感心している。
空手兄弟、自分の孫のように可愛くて仕方がない。
ナカジと拓ちゃん、優しすぎるぐらいの少年は、さらに優しいオヤジになっていた。
全国に行くつもりの過激な練習は、子どもたちを酷使した。
最後まで戦った彼らに何を伝えたのか、自問する。
1%の狂気と言えば、センセイ99%ですと突っ込みを入れるナカジ。
ただひたすら狂気の中で生きていた「時代」を思い出し、ゾッとしている。
彼らから奪ったものもたくさんあり、しかし、怖い先生に彼らは会いに来た。
彼らと別れて、彼らは25年の長きにわたり戦ってきた。
その姿は垣間見ることもなかったが、立派に成長していて嬉しかった。
そりゃあオレだって、もう、甘えたくなるって。
飲み過ぎたのは仕方がない。
武道館の写真撮影、室内でシャッター速度は稼げないだろう。
ASAは800が限界だろう、となると止まった瞬間を写すことになる。
そんなことが出来るか心配だけど、生徒への恩返し。
最悪の場合には外で記念写真。
室内撮影の練習は何もしていない、カメラ頼り。
ファイト!
2018-08-19 07:11
ファイト!(109)
コメント(3)
99% の狂気とは、それこそ正気の沙汰ではありませんよ。
と、それもまた今は昔。
99% の狂気を乗り越え自分の血にかえ智恵へとかえた25年後の教え子さんたちのなんとやわらかでおだやかな表情でしょうか。
酒がすすみ話しがすすみ酔ってしまうのも当然なのかもしれませんよ。
酒が狂気ではなく潤いをもたらしてくれたようでなによりです。
酒にファイト!です。
by あるいる (2018-08-19 15:39)
窓を開けて寝ると
寒くて4時に目が覚める。。。
by DON (2018-08-19 18:31)
こんばんは。ブログ 再開しました !
by yakko (2018-08-19 20:11)