お盆の始まり

市川動植物園
キリンも象も、カバ、ライオン、トラ、ゴリラ、有名動物は全くいない。
そう言うと妻は、だって動植物園だもんと返してくる。
オレは無口になって黙るしかないのだった。

牛、北大ならもっとたくさん、無料で見られる。
秋の学園祭の頃は、触ったりエサを与えたりできた。
ここではちょっと神経質な牛が、怒り気味に草を食ってる。

北大乗馬部は、車の少ない薄暗い時間帯に街を闊歩している。
未明の街に、蹄の音が爽やかだった。
普通に牛や馬がいて、金を払わずに見られた北大、元地元、近所だった。

教え子に、特に似たカピバラである。
カピバラを見るたびに、宮沢賢治の母校である大学に進んだ少年を思い出す。
脆弱になったラグビー部のキャプテンだったが、カピバラに似ている。

北海道に戻って、地元を活性化させる仕事をしたいと言っていた。
カピバラのような愛くるしい目をして、そんなことを言う少年だった。
私からいい刺激を受けたと、わざわざ手紙までもらっている。

ステキな少年のことを、カピバラを見て思い出すのは不謹慎か。
大きく育ってくれるといいな。
お盆のお勤めをして、月末には法事で大阪だ、生き抜くぞ。

ファイト！

コメント 6

街中でふつうに動物を見られるのが動物園ですが、子どもの頃に街の道路を普通に歩いていたのはロバのパンのロバでした。
♪ パン　パン　パン　 ロバのパン～ ♪　と楽しそうな音楽を流しながらパンを並べた大きな陳列車を引っ張って歩くロバは、小さな子どもから見るととても大きくてつぶらな瞳が悲しそうでした。
映画と小説の「泥の河」に登場したのは荷車を引く馬でした。
昭和31年の大阪が舞台で、普通に街中に馬がいたようです。
今、ふつうに街中を歩く馬を見るには北海道へ行かないことには見ることが出来なさそうです。
岩手のちゃぐちゃぐ馬っこや相馬の馬追いもありますけれど、ね。
今は昔、です。
ときどき爬虫類系の雰囲気の顔の持ち主に出会うコトがあります。
爬虫類ではなくあくまでも「系」なのですが、あまりお近づきにはなりたくありません。
仕事で何人かの爬虫類系雰囲気のお方と出逢いましたが、相手が転職したり担当が変ったりして、長い付き合いにならなかったのは幸運でした。
外見で判断してはいけないと思いながらも、ちょっと腰が引けるのが本音です。
カビバラに似た愛くるしい目の持ち主に腰が引けるコトはありません。
大阪での法事、まだまだ暑そうな今月末です。
まだまだ油断大敵の夏、終わりそうにはありません。

by あるいる (2018-08-13 03:46) 

動物さん暑さでダウン寸前ですね。
by ニコニコファイト (2018-08-13 06:58) 

私もカピバラに似てる人、一人知ってます!（笑)
今日は、骨密度の検査に病院です!
頑張るよ!
by hatumi30331 (2018-08-13 07:53) 

おはようございます！
月末になれば涼しくなると期待します。
法事で暑いと大変です、先日礼服がびしょぬれでした。

by Take-Zee (2018-08-13 08:01) 

お盆には馬と牛がぴったりですね。
by 土芽 (2018-08-13 20:28) 

親しみがわく動植物園ですね。
by JUNKO (2018-08-13 23:08)