空白の時間に過去へ遊びに行く　　：週刊　サンデーM：SSブログ

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昨日、予定していた作業がなくなってしまった。
２ヶ月以上ずっと、張り詰めた意識は、精神的に余裕を欠如させている。
家を売り、家を買い、引っ越し準備をする気疲れは甚大である。

人と関わるのがきつく、ぼんやりしていたい。
頭の中は段取りでいっぱいになっている。
何かを人に頼む余裕などなく、頼んで借りを作るゆとりは心にない。

金のためにマニュアル通りに動く「優しさ」など、大した価値はない。
優しげなだけの人からは距離を置き、余った時間で散歩をする。
人間の本当の温かい物が身近にないから、自然と戯れていた。

寒くないか半袖なんかで歩いて、と重装備のご老人に声をかけられた。
ホテル近くの海老川沿いの遊歩道でのこと。
北海道から来ましたというと、なるほどと納得してくれた。

この海老川沿いの、船橋中央卸売市場に隣接した場所。
ここに、国鉄の官舎（アパート）があり、妻は高１まで住んでいた。
ホテルを予約したとき、あれ？　近くに住んでたわよと妻が言っていた。

老朽化した建物のほとんどに住人は居ない。
数棟を残しているが、みなさんもう出て行くのでしょう。
旧国鉄の保有地、言ってみれば財産です。

妻が高１まで住んでいた官舎、３階の真ん中あたり。
腕白と言って良いお転婆娘だったから、男児を従えて走り回っていたでしょう。
彼女の人格形成や成長は、どのようにしてこんな上等になったんだろう。

今の妻が子ども時代に過ごした場所を見ても、何も分からない。
でも、こんな所を走り回っていたんだなと、思う。
物を廃棄し処分し消えていくが、妻は子どもの頃ここを走り回った。

予定が消えて空白になった時間を、ボンヤリと過ごした。
これからも、独りよがりの時間が増えていくのだろう。
今日は、新しい住み家の仮契約と、内覧ふたたび（私は初）。

雪のない船橋の、汚れた川に、少し幻滅した。
どんどん元気が消えていく。
現金のように、元気もかき集めなくちゃ。

ファイト！

すぐに判りましたよ！
近くは船橋に出る時に車で通ったり　市場の向かいのBOOK OFFに
時々行くのです。一時よりは綺麗になりましたが　まだ海老川は決して綺麗とは言えないのが残念です。
今はもうないんですが　以前仕事をしていた不動産屋（リホーム関係でお世話になってました）が駅前にあったのでこの界隈は抜け道とかでも通ってました。私は逢ったことは無かったんですが　その事務所で社長さんの知り合いでご近所に住んでいた　まだ大ブレイク前のアイドル（今は女優の）田〇△奈子が着替えて　JRで東京に向かうのでした。＾＾☆
by ゆうのすけ (2018-03-04 00:39)

気疲れと身体の疲れのダブルパンチ状態のようですね。
ボケ～ッとできればいいのかもしれませんが、そうは問屋が卸してくれそうにもなさそうです。
あと暫くの間、契約と引っ越し作業が終わるまでの我慢のようです。
もうちょっとだけファイト！です。
ママさんも国鉄官舎に住まわれていたとは、これはパパさんとどこかで繋がっていたのか、ただの偶然なのか、さて。
それにしても、ゆったりとした敷地にある官舎はさすがに旧・国鉄だと感心です。
汚れた川も曇った空も都会の光景です。
嵐のあとなどに青く澄み渡った空になるとそれこそ感動モノですよ。
北海道では日常だった光景が都心では感動を呼び起こしてくれるのかもしれません。
ウン十年前の都心と今の都心の光景はどう違っているのやら。
そんな楽しみ方もある生活が始まりましたよ。
新しい生活にファイト！です。

by あるいる (2018-03-04 04:18)

こんにちは！
いろんなことを振り返る自分がいます。
そして同じように妻も。

by Take-Zee (2018-03-04 15:13)

親の介護は一人で背負わず借りれるものなら猫の手までと、全員参加
型が最も消耗を減らしてくれる手段なんだなとつくづく感じたこの8年間
でした。会社の幹部スタッフたちがそろそろ介護と格闘する時期となった
ようで、この持論を押し付けて介護有給届けを出しやすくする努力も
しているところです。
国鉄官舎とはこれまた大変懐かしい響き。小学校一年から中学三年まで
3枚目の写真と同じようになった5階建ての2階の一室が我が城でした。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2018-03-04 16:55)